健です。休み休みで10時間2分、約43キロ、山手線を東京駅から外回りで、歩いて一周してきました。
みんなどうやって生きてるのかなと思って、前からやってみたかったんです。
東京駅で、朝から戦うビジネスマンたちと別れ、有楽町から続くガード下の飲み屋街へ。
それから海の存在を感じる浜松町から品川。高さが1m55しかなくて、かがんで通らないといけない相当長いトンネル(とはいえみなさん慣れた様子でスパスパ歩いていて取り残される)、古い戸建てと一部豪邸が立ち並ぶ目黒近辺、原宿ではセールに並ぶ若者たち。大久保・新大久保地点ですれ違う人たちから聞こえるのは日本語よりも外国語が多く、母校のある目白を過ぎて、宝石や時計の卸問屋の看板が並ぶ御徒町。
大自然をながめても、せいぜい10分もあれば満足してしまいますが、街や人を見るのは全然飽きません。同じ町でも、ちょっと歩く通りを変えただけで、まったく見せる顔が違います。
最後は東京駅からほど近い、有楽町というか、銀座でしょうか、老舗銭湯で汗を流しました。古いはずなのに、入ってみれば隅々まで超ピカピカの銭湯。常連さんらしき年配さん同士の、「いやあ、有楽町に来ようと思ったら、新木場まで行っちゃったよ!」などという会話を耳に、いやどんだけ遠くまで行っちゃったんすか、と思いながら、山手線一周の旅、完結です。
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